社内結婚をする人は、結婚式の招待客のほとんどが「会社の人」になるのではないでしょうか。会社の人」と一言で言っても、会社にはさまざまな立場や肩書があります。また、目には見えない力の関係や人間関係も「会社の人」の中にはあるのです。
今回は、社内結婚が決まり「会社の人」を結婚式に招待するときの「席順」についてお話しします。注意点から、知っておくと得する情報まで書いていきます。
「会社の人」を招待するなら上司に最初に相談すべき
社内結婚をするならば、結婚が正式にきまるまでは二人の秘密にしておくことが原則です。結婚することが決まったら、結婚式の日取りを決める前に上司に相談しましょう。結婚式の日取りを決めてから報告してしまうと、結婚式の日程に「会社の人」のスケジュールをあわせてもらわなければならないからです。
会社には、年間スケジュールがあり忙しい時期とそうでない時期があります。忙しい時期に結婚式を行えば、会社の人達に迷惑をかけてしまうことになりかねません。結婚式の日取りは、いくつか候補をもって上司に相談するといいでしょう。
また、結婚式では「主賓」が必要です。
主賓は、新郎側と新婦側の二名が必要ですが、社内結婚の場合は社内から主賓を二名出すことが多いでしょう。主賓には、披露宴であいさつをお願いします。
主賓を誰にするかも、二人だけで決めるのではなく、上司に相談して新郎側と新婦側の主賓をそれぞれ決めてもらう方がいいでしょう。特に新郎もしくは新婦のどちらかが肩書を持っているならば、さらに注意が必要です。
本人たちは知らなくても、上層部の中では「将来の異動先」の話が出ているかもしれません。上司たちは、結婚式の相談を受けたら「将来的なこと」まで考えて主賓や席順を考えることができます。
目に見えない派閥に配慮する裏技
「会社の人」の人数が多くなればなるほど、目に見えない人間関係があるものです。披露宴では、6人程度のグループごとに一つのテーブルを囲うため、6人ずつのグループに分ける必要があります。
人間関係を考慮しなければ、同じ部署の人達をまとめればいいのですが、意外と同じ部署であっても複雑な人間関係があることが多いのです。
披露宴は、数時間もかかる長丁場です。気に入らない人と数時間も一緒に食事をすることは苦痛かもしれません。事前に人間関係がわかるようであれば、席順を配慮するようにしましょう。
本当ならば、気が合う人達だけでグループを作り、席順を決めればいいのですが、どうしても同じグループにせざるを得ないこともあるかもしれません。そんなときには、テーブルの真ん中に大きな花瓶を設置して、ボリュームあるフラワーコーディネートをお願いしておきましょう。
同じテーブルに座っていたしても、ボリュームある花束が、目隠しの壁になり対角線上にいる相手の顔が見えなくなるのです。席順は、花束を真ん中に挟めるように配慮するだけで終わります。多少、花代がかさみますがトラブルを防げるならば安いものではないでしょうか。
招待客の人数は新郎側と新婦側が釣り合うように調整する
社内結婚で、意外と悩みの種が招待客の振り分けです。
社内結婚の場合は、招待客は新郎と新婦両方の顔を知っている人たちです。しかし、つながりの強さは勤続年数に比例していることが多いため、つながりの強さだけで招待客を振り分けてしまうと、人数に偏りが出てきてしまいます。
結婚式では、会社の肩書や勤続年数は関係なく、主役は「新郎と新婦対等」です。招待客の人数に偏りが出てしまうと、結婚式の費用負担や親族への体裁などで問題が起きる可能性があるため、招待客の振り分けは、新郎側と新婦側に大差が出ないように調整するようにしましょう。
結婚式は、新郎と新婦が主役ですが、招待されるゲストにも「楽しい一日だった」と思って帰っていただきたいものです。事前に配慮できることは、できるだけ配慮し、お互いに思い出に残る結婚式にしましょう。